少しでも高く家を売りたい

下世話なタイトルですいません。
でも、正直なところ多くの方が思っていることだと思います。

 

不動産の仕事をしていて、家（土地や中古の一戸建て、中古のマンションを含む）を売りたい人の大半は少しでも高く売りたい！です。もちろん、それ以外にもなるべく早く売りたい！売れるならなんでもいい！という人も一定数いらっしゃいます。

 

そういった人は大体特殊な事情があります。（相続したけど遠方だから管理が大変、住宅ローンの支払いが無理・・・等）こういった方はどうすればいいのか。いつでもご相談ください。売却に関してはエリアを問わず、ほぼ日本全国対応できます。

 

まあ、今回は特殊事情のある方は置いておいて、少しでも高く売る方法がある。って言ったら聞きたくなりますよね？実はずっと語弊のある言い方をしています。
と、言うのも少しでも高く売るとは言いましたが、相場より高く売るとは言っていないのです。もちろん、相場より高く売れてしまうことはあります。ただ、それは不動産業者の力量というよりも売主さんの運が大半です。

 

業者の種類別高く売ってくれるランキング

本題に入る前にまず、不動産業者の選び方を見ておいてください。では、人気があるのは（最も高く売れるとは限らない）どこでしょう？
もちろん、大手業者です。

 

持って回った言い回しをしましたが、結論を言いますと、大手業者は最高値で売ってくれる業者ではありません。ただし、安心感・信用という部分では抜きんでています。
私自身の経験も踏まえて（大手業者に10年程在籍していました。）申し上げますと、大手業者は売り物件が多数あります。それこそ次から次へと案件が舞い込んでくる勢いです。一人一人のお客様に向き合って、少しでも高く売る。というよりはコンプライアンスに引っかからないように安心・安全な取引で迅速に処理する。という感じです。

 

さて、大事なところを太字にしませんでしたが・・・大手業者の担当者の頭の中は【案件を処理する】という思考です。お客様と向き合うのではありません。処理するんです。ここ、かなり大きな違いですよ。

 

できる担当者であればあるほど、その思考回路が強くなりますが、そういう人は処理している感は出しません。当然です。お客様からすると大切な資産を任せるわけですから、そんな雰囲気をだそうもんなら・・・ねぇ？ということで、最高値で売ってくれるわけではありませんが、安心・安全は抜群です。

 

さて、結論にいきましょう。私の感覚も入りますが、最も高く売ってくれる可能性が高いのは・・・地元で奮闘系地場業者です。
FC系地場業者も意外と忙しかったりして、さっさと処理したがる傾向があります。やっぱり地元で頑張ってる業者さんは、地域の評判を気にする。そのエリアの案件が多いので購入希望者を持っている可能性が高い。等頑張ってくれる要素が盛り沢山です。

 

では、筆者の選ぶ（勝手に）、高く売ってくれる業者種別ランキング

　理由は上述した通りです。

 

　ちょっと貶しましたけど、やっぱり地力があります。

 

　弱い部分は否めない。あと、担当者の当たりはずれが凄い。

 

　的外れ（昔の価値観）で値付けをしたりして、長期間売れず・・・みたいな傾向。

 

あくまで、筆者の私見です。どこの業者もそうですが、この業界は担当者による当たり外れが結構大きいです。

 

 

媒介契約の種類別高く売れるランキング

　媒介契約とその種類については別ページで解説する予定なので、そちらをご確認ください。あと、一概に言えない部分もありますのであくまで傾向として。とお考え下さい。
ちなみに、業者としては専任媒介契約（若しくは専属専任媒介契約）が好きです。なぜなら、売主様から頂ける仲介手数料はほぼ確定するから、収入として計算しやすいので。

 

では、筆者の選ぶ（勝手に）高く売れる媒介契約の種類ランキングです。

　不動産業者としては最も嫌な媒介契約ではありますが、他社と比較されるため少しでも早く自社でお客さんを探そうと必死になります。

 

　専任媒介とほぼ同着ですが、専属専任を上に持ってきた理由は業者ならではの理由です。
　媒介報告が面倒だから、早く売りたい！です。専任媒介の倍のスピードで報告をしないといけないので、事務処理が大変になるんです。だから早く動きます。

 

　ちょっと安心してしまうんですよね。でも責任もあるので頑張りますよ。でも、一般媒介の方を先に決めないと・・・専属は報告が・・・となりがちです。

 

世知辛いというか不動産業界の裏事情を話してしまった部分もありますが、本音のところでこんなもんじゃないかと思います。次回、不動産業者への依頼の仕方でもう少し深い話をしたいと思います。