飯田グループホールディングス

1年で45,000戸家を建てる。というキャッチフレーズを使っている飯田グループホールディングス。

 

大本を辿っていくと実は同族会社だったものが、紆余曲折を経て分かれていき、そして昨今の経済情勢を鑑みてホールディングス化した。といったところでしょうか。

 

1967年に現在の一建設株式会社となる会社が設立され、子会社を設立したり既存の会社を吸収したりしながら現在に至るわけです。

 

現在ホールディングスの中核となる分譲住宅事業を柱としている会社は6社となります。
一建設株式会社、株式会社東栄住宅、株式会社飯田産業、株式会社アーネストワン、タクトホーム株式会社、アイディホーム株式会社の6社です。実際にはそれぞれに子会社を持っていたりして、分譲住宅事業をしているのは6社に留まりません。

 

さて、飯田グループの詳細は正直マイホーム探しには関係ありません。資本金だとか沿革とか知りたければ公式サイトで確認すればいいですもんね。

 

と、いうことでこのページでは読者が最も気になるであろう、飯田グループの欠陥問題、評判、悪評、値下げ交渉の仕方などについて語っていきたいと思います。

残念ながら、飯田グループホールディングスを語るうえで外すことのできない話題が、欠陥住宅の問題です。過去の話で恐縮ですが、一建設とアーネストワンに関して言えば、国土交通省から耐震に必要な壁量の不足を指摘されています。現在（2018年6月）ではそのような事態は発生しないと思いたいところですが、疑心暗鬼にならざるを得ないところです。

 

さて、過去の話は一旦置いておいて何故、飯田グループホールディングスの分譲住宅（建売住宅）と欠陥住宅問題がセットで語られるのか？というお話です。

 

やっぱり安いから

 

至ってシンプルな理由です。安いものは悪い。そう考えるのは納得ができます。

 

では、安い理由ですが、根幹ではないので簡単に。土地・建材の大量仕入れによるコストダウン。大工・左官工事屋さん等の職人さんの人件費圧縮。営業経費の圧縮。等々上げればキリがないと言えるほど徹底したコストカットをしています。ある意味、スゲーなと思えるほど、えげつないとも思えるほどのコストカットです。

 

中でも欠陥と紐づけられてしまうのが、建材の大量仕入れによるコストダウン、大工・左官工事屋さん等の職人さんの人件費圧縮です。

 

建材に関しては、大量仕入れを行うことで良質なものを低価格で仕入れる。との触れ込みではあります。実際に、良質ではあるんでしょうが、グレードは・・・って感じです。なので、一般の人が考えるほど悪いものではないと思っています。

 

 

職人さんですが、基本的に工事業者さんは外注で賄っているんですが、大工さんなどは日給で賃金が決まっていることが多いです。当然、安ければ腕のいいベテランはあまり来ません。

 

いくら工場でプレカットした材料を持ってきても現場で組み立てるのは最終的に人間です。技術と経験とやる気が影響します。若い職人さんはやる気に満ち溢れていたとしても、けっして手を抜いた訳ではなくても、ミスをしてしまったり、まあ色々問題が発生するわけです。さらに問題を大きくするのが、職人さんが一か所に留まって責任をもって工事をする。という体制ではない部分です。手の空いた人が空いている現場に入る位の感覚で動いているので、責任の所在が不明確になります。

 

というわけで、飯田グループホールディングスの分譲住宅（建売住宅）に関してよく言われるのが、当たり外れがある。ということです。職人さんの腕に左右されてしまうわけです。

 

ただ、冒頭にお話したような耐震に対する壁量不足等は今のご時世ないと思います。おそらく。一定程度の性能はどの家も持っているのかな？という感じです。

 

どうしても、そこが気になるようでしたら、住宅性能評価を受けている会社（飯田産業・東栄住宅・タクトホーム・アイディホーム）であれば第三者機関の認定を受けている分安心材料になると思います。なかでも、東栄住宅は長期優良住宅の認定も受けているのでなおさらです。