東栄住宅の評判

飯田グループホールディングスの中で唯一の長期優良住宅を供給する会社が東栄住宅です。
実際に建物については、グループ他社とは一線を画す仕様になっているのは確かです。もちろん、その分価格に反映されるケースが多いですが・・・実際のところ、東栄住宅の評判はどうでしょうか？まずは具体的な数字から見ていきます。

 

東栄住宅の売上・分譲棟数

残念ながら、調べても東栄住宅単体の実績数値は見当たりませんでした。唯一分かったことは2015年時点で総分譲棟数が55,000戸を超え、現時点（2022年10月）で88,000戸ということですので、年間で約4700等程の分譲実績であろうと推測できます。

 

あとは東栄住宅の謳い文句として首都圏の長期優良住宅のうち10棟に1棟は東栄住宅の分譲だそうです。（注文住宅を含む）

 

 

東栄住宅の特徴

東栄住宅は注文住宅事業も展開しておりますが、あくまで建売住宅についての特徴を書いていきますが。

 

まず、グループ他社と大きく違うのは長期優良住宅だというところです。また、室内設備の標準仕様についても、食洗器・網戸など比較的整っている印象です。

 

内装についても、アクセントクロスを多用したり、洗面台の上部に吊戸棚がついていたり、目に見える部分でも違いが分かると思います。最近では、こあがり、シーリングファン、テレワークスペース等色々なことを取り入れているようです。仲介業者としては、なるべく最初には見てほしくない物件です（笑）　あと、よく使うのが稼働間仕切りですね。小さめの部屋を悪い印象にしないため。が本音だと思いますが、子供の成長に応じて1部屋で使ったり2部屋に分けたりできる部屋づくりも結構多用します。好き嫌いが結構分かれるところですけどね。

 

もちろん、長期優良住宅を取っているわけですし、グループ他社と比べて現場管理も行き届いています（あくまで、グループ内での比較。）

 

そして、仲介業者泣かせの最大の特徴は、自社販売を行っているというところです。このサイトを当社のお客様が見ていないことを祈るしかないですが・・・仲介を通さずに直接売主から購入できるのは、一応東栄住宅だけです。

ただ、これは多棟現場を買っていただいたお客さんから後日聞いたお話ですが、直接売主から購入された人で値引き交渉をすると設備や外構の仕上げが悪くなって、東栄住宅でしか使えないチケットみたいなもので支払わされたとのことでした。また疑義のお話なので信じるか信じないかはあなた次第。

 

 

東栄住宅の分譲住宅のブランド名は「ブルーミングガーデン」となります。

 

最後に、その他として、住宅性能評価：当然あり（つまり耐震等級は最高等級の３です。）

 

東栄住宅の評判

さて、東栄住宅の評判ですが、やはりグループ他社に比べると良好なお話が多いです。2022年 オリコン顧客満足度調査 新築建売住宅 関東 都道府県別部門 関東　東京都 神奈川県　第1位これも一つの参考になると思います。また、東栄住宅はISO9001・ISO14001も取得しています。

 

もちろん、中には不具合があったことも聞き及んでいますが、キチンと対応してくれたそうです。

 

自社販売のケースでは営業担当者の知識量や行動力に差があるということですが、それはどこの業界・会社でも同じだと思います。難点は仲介業者であれば変えればいい話ですが、売主となるとなかなかそうはいかないのが実際のところです。

 

アフターサービスもそうですが、購入時の手続きでも感じることですが、どこの会社も引き渡し前に売主・買主・仲介業者と３者で室内外の立ち合いをするんですが、その時に傷や汚れなどを指摘します。他社は「じゃあ、あとは直しときます。」で終わりなんですが、東栄住宅は引き渡し完了後、再度確認の立ち合いがあります。

 

企業としての姿勢の違いが表れる部分かな？と思いますね。

 

最後に、これは実際にお客さんから私が聞いた意見です。

値段に関しては、全般的に飯田グループ他社と比べるとやや割高感はありますが、タイミングよく買えると他社より安いケースもあります。

 

 

 

東栄住宅の物件の良し悪しを見極めるポイントとして、建築中の現場がきれいに片付いているかどうか？完成した建物については、窓・扉・シャッター等を開け閉めしてみて歪や引っかかりがないか？　フローリングやクロスの特に端っこがきれいになっているかどうか？めくれや浮きなどがないか？という点を見ていただくとある程度分かってくるかと思います。これはどこの会社でも同じですね。