飯田産業の評判

飯田グループホールディングスの中でも飯田という名前がついているのは飯田産業だけです。ただ、その歴史は一建設や東栄住宅などと比べると比較的浅いものとなります。

 

以前は、自社販売をしていた飯田産業ですが、近年では基本的には仲介業者を介しての販売のみとなっています。

 

飯田産業の売上・分譲棟数

残念ながら、飯田産業についてはホールディングス化する前までの情報しか開示がありません。売上高や分譲棟数についても最新情報は開示されていませんでした。

 

現在、飯田産業の直接子会社でビルトホーム、オリエンタル・ホームという2社が分譲事業を行っています。基本的にこちらの2社も飯田産業と同じ工法で家を作っているので、分社した意味はお客さん的には感じないかもしれませんね。令和４年４月に両社とも飯田産業と合併しました。

 

 

飯田産業の特徴

飯田産業は注文住宅事業も展開しておりますが、あくまで建売住宅についての特徴を書いていきます。

 

まず、I.D.S工法という独自の工法での施工を全面的にアピールしています。詳細を訪ねたことはありませんが、I.D.Sは、（I いい　D　だ　S　さんぎょう）でしょうか？ネーミングセンスはまあ、置いといて・・・
その工法は

木造軸組工法の設計自由度と構造用合板パネル工法の耐震性の高さをあわせもった工法です。外壁、1・2階床組、屋根を構造用合板で一体化させ、高い耐震性を実現させています。

だそうです。
この工法は今ではタクトホーム等、飯田グループの他の会社でも使われています。

 

実際のところ、どこまで性能がいいのか判別しづらいところですが、住宅性能評価を取っている以上、一定レベルには達していると考えて問題ないかと思います。グループ他社と比べて（東栄住宅程ではないにしても）若干高めの値段設定をして、それでも売れていっている。というのが印象です。もちろん、大苦戦している現場もよく見かけますが・・・・

 

また、仕様にについてですが安価なエリアでは標準仕様の設備をランクダウンさせたりしますので、飯田産業の家だからこの設備はついているだろうで進めていくのは不安が残るところです。場所や間取りが良く、買いたいと思ったら設備についても確認をしておくといいでしょう。

 

飯田産業の分譲住宅のブランド名は「ハートフルタウン」となります。

 

最後に、その他として、住宅性能評価：当然あり（つまり耐震等級は最高等級の３です。）

 

飯田産業の評判

では、肝心の飯田産業の評判ですが、建物について、その構造等には比較的良好な意見が多いように思います。場所と間取りが気に入れば飯田グループの中ではありかな？と思います。デザイン部分はあまりセンスを感じません。特に悪いわけではないんですが、個性がないって感じです。他の会社と比べると少し古いデザインかな？と思われるところです。

 

飯田産業の最大の問題点は、飯田産業の担当営業所によってかなりバラつきがある。という前提でお話をさせていただきますが、飯田産業の営業は質が低い。です。

 

知識や経験という意味では他社と比べても遜色はないのかもしれません。どうしても気になるのが、なんでそんなに上から目線なの？というところです。我々仲介会社に対してだけでなく、お客さんに対してもそう感じることが多いので、個人的にお付き合いしたくない営業所もあるくらいです。

 

好き嫌いで仕事はしませんが、お客さんに対してもその対応だと買ってもらった後（アフターサービス）が心配なので、先に、「対応悪いですけど、いいですか？」とお伝えすることもあります。

 

最後に、これは実際にお客さんから私が聞いた意見です。

値段に関しては、前述の通り、全般的に飯田グループの中では高めの設定です。

 

 

 

飯田産業の物件の良し悪しを見極めるポイントとして、建築中の現場がきれいに片付いているかどうか？完成した建物については、窓・扉・シャッター等を開け閉めしてみて歪や引っかかりがないか？　フローリングやクロスの特に端っこがきれいになっているかどうか？めくれや浮きなどがないか？という点を見ていただくとある程度分かってくるかと思います。これはどこの会社でも同じですね。